名古屋市の自転車道整備を視察

2006年8月22日 12時50分 | カテゴリー: トピックス

自転車を都市生活に有効活用を

7月25日、名古屋市自転車利用環境整備基本計画についての概要説明を受けた後、市役所周辺の自転車走行空間整備情況を視察した。
この事業は建設省が1998年に、全国19のモデル都市を選定したことから始まっている。自転車は環境に負荷をかけず、機動性があるという、優れた面を持っている一方で、放置自転車や盗難,またマナー などの負の問題も同時に抱えている。名古屋市も積極的に事業を推進しているが、これらの負の問題はすぐに解決できるものではない。また、道路管理者(警察)と、法律の兼ね合いがあるので、市行政はそのすきまでユニークな施策を様々に展開しているようだ。市役所までの移動中に歩いている人、自転車に乗っている人に直接聞いてみたら、市民の側からの評価なども、インタビューできて、この視察はバランスのとれたものとなったかも知れない。

豊島区には、全国で有名になった放置自転車対策税が一度も課税されることなく廃止になったという経緯がある。自転車の利用を推進するための条例作りという視点では、区も区民も考えてこなかったのではないか。自転車を迷惑な乗り物というベクトルでとらえず、前向きに捕らえることは、都会で快適に暮らすために大変有効なことと思った。そのうえで、放置自転車のことをもう一度考え直すことが求められていると思う。(山田和子)