23区発!ごみゼロへのビジョン 東京とことん討論会(1)

2011年8月8日 15時55分 | カテゴリー: トピックス

巧みな話術で笑いをとる城南信用金庫理事長吉原毅さん
巧みな話術で笑いをとる城南信用金庫理事長吉原毅さん
 23区持ち回りの「東京とことん討論会」に参加しました。今回は第16回。これまで、とことん討論会ではごみの問題を通して持続可能な社会をテーマに話し合いを重ねてきました。今回は東日本大震災と福島第一原発の事故を受けて、改めて「いのちを守る」とはどういうことか、持続可能なエネルギーとは何かを探ることと、身近な清掃工場の安全性を考える分科会に参加しました。

 基調講演は、「いのちを守るー持続可能なエネルギーのあり方」と題して、環境エネルギー政策研究所の松原弘直さんから広く地球規模から歴史的経緯を踏まえた豊富な資料が示され、日本の現状と見通しおよび参考にすべき外国の施策をふまえて提案がなされました。

 過去の延長に未来を予測するのではなく、こう在りたい長期目標に向けて逆算方式で細かい目標達成を積み重ねていく。そのためにエネルギー自給率などの指標を活用し、各地の動向や成功例を知ることも必要である。国や自治体の環境エネルギー政策を変えなければならない。市民は自然エネルギーを選択し利用することが求められる。地域事業として自然エネルギー事業を増やし、雇用を生み出す。
 地産地消は食べ物だけでなくエネルギーや雇用にも求められています。
 
 

 次に、城南信用金庫理事長の吉原毅さんから「原発に頼らない安心できる社会へ」として、地域に根差した社会貢献を経営理念とする実践報告がありました。

 城南信用金庫は第3代の理事長小原鐵五郎氏が提唱した“貸すも親切、貸さぬも親切”が有名ですが、東日本大震災では義捐金3億円を贈り、募金・ボランティア預金のほか今回の東日本大震災では義捐金3億円を贈り、募金・ボランティア預金のほか震災の影響で内定を取り消された被災地の学生の新規特別採用などをおこないました。さらにソーラーパネル設置などを目的とした節電ローン(金利が初年次0%、2年次以降は1%)を始めたところ東京新聞以外は全く取り上げず、“原発規制”を実感したそうです。
 
 震災以降、マスコミがどこを向いているかは誰の目にもはっきりしてきました。
 
 一人ひとりが流されず、しっかり考えて選択し行動する時が来ています。(柿原歌子)