2020年度 予算要望書提出しました。

豊島・生活者ネットワークとして、豊島区長宛の2020年度予算要望書を

政策経営部長に提出しました。今後、予算特別委員会等で、チェックしていきます。

右から金子智雄 豊島区政策経営部長 豊島ネット現区議会議員 塚田ひさこ                   前区議会議員 村上典子 元区議会議員 水谷泉 運営委員 柿原歌子

以下、予算要望内容です。

2020年度予算要望書

豊島・生活者ネットワーク

 

豊島区長 高野之夫 様

 

2018年度の豊島区一般会計決算は、大変好調な結果となり財政運営は健全な状況です。また、今年度は国内外の情勢が厳しくなる中で、東アジア文化都市事業を無事終了させたことは豊島区が今後、国際アート・カルチャー都市として多文化共生を進めていく未来につながると高く評価します。

 

現在、豊島区は、池袋を中心に100年に一度の大改革として、建設と式典ラッシュが続いておりますが、国内の経済全体の状況は決して良くありません。景気全体を表す景気動向指数も今年3月に「悪化」に転じてから、底ばい状態です。また、今年の世界経済成長率は、世界銀行の予測で2.6%、OECD(経済協力開発機構)の予測で2.9%と、リーマンショックのあとの世界経済景気低迷時よりも悪くなっているという厳しい状況です。インバウンドを目的とした開発計画も見直しを迫られる可能性もあります。

 

豊島・生活者ネットワークは、日本国憲法の理念を地方自治体の政策に反映させ、情報公開を進め、地域の声を直接聞き、政策をまとめていく参加型市民政治を目指しています。

 

2020年度豊島区予算編成においては、生活者ネットワークの基本理念及び国連の提唱する持続可能な発展(SDGs)目標に沿ったものになるよう望みます。また、現在、多くの行政サービスやまちづくりにおいて公民連携が進んでいますが、これはあくまで区民が主体となったものであるべきと考えます。格差が広がり固定化している区民の生活や命を守ることを第一にした行政サービスを重視したものになることを望みます。

 

 

以下部門別に85項目を要望します。

 

議会費

区議会事務局

  1. 区民に開かれた議会を目指し、更なる議会情報のわかりやすさを図られたい。
  2. 会議録の検索機能の精度を図られたい。
  3. 議会図書室のパソコンを有効に活用されたい。

 

総務費

政策経営部

  1. 地方分権に逆行する国の不公平な税制度に対し国への申し入れを行い、適切な税収入を確保されたい。
  2. 公民連携事業に関しては、単なるアウトソーシングでなく、区民が主体となる連携を図られたい。
  3. 区政に区民の意見や提案が反映されるように努め、無作為抽出方式で選んだ区民による討議会を開催されたい。
  4. 区民参加型予算導入を検討されたい。
  5. 西部地区の公共施設の建設計画は地域の声が反映されたものとされたい。
  6. 「国際アート・カルチャー都市」として多文化共生に積極的に取り組まれたい。

 

総務部

  1. 「豊島区男女共同参画推進条例」に則り、ジェンダー格差のない、性的マイノリティを含め全ての人の人権を守られた施策を展開されたい。
  2. 首都直下地震および自然災害に備え、区民に対して、防災意識の啓発と基本的な救援体制の再整備を図られたい。
  3. マンションの防災ガイドブックの更新をされたい。
  4. 会計年度任用職員が導入されるにあたっては、公平な運用を図られたい。
  5. 豊島区公文書管理条例のもと、区民の財産である公文書を適切に管理されたい。
  6. 公契約制度を導入されたい。
  7. 豊島区ホームページは区民目線に立った検索しやすいページとされたい。

 

 

区民部

  1. 外国人住民への対応を丁寧に行い、行政情報の周知を徹底されたい。
  2. 区民活動交流センターが十分に活用されるように事務局機能を強化されたい。

 

選挙管理委員会

1.投票率が向上するように、主権者教育をすすめられたい。

会計管理室

  1. 基金運用に関しては、公平性、公共性を担保されたい。

 

福祉費・衛生費

保健福祉費

  1. 団塊の世代が後期高齢者となる2025問題を先取る施策を展開されたい。
  2. 介護人材確保のため処遇改善等考慮されたい。
  3. 障がい者の就労が図られるよう、ソーシャルファーム等中間的就労の場の確保を勧められたい。
  4. 発達障がいに関する施策を充実されたい。
  5. 放課後等デイサービスの指標認定、事業者区分は確実に行われたい。
  6. 路上生活者支援対策は、様々な民間団体との連携によって支援を充実されたい。
  7. 長期にわたるひきこもりの区民に対する相談体制を整えられたい。
  8. 障害者向けのグループホーム建設については計画どおり円滑に進められたい。

 

池袋保健所

  1. 長期にわたる引きこもり状況の区民に対する相談体制を整えられたい。
  2. 精神障害者向けのデイケアを実施されたい。
  3. 母子健康手帳交付時に、各部署にまたがる妊娠、出産、子育てに関する行政情報の提供をさらに充実されたい。
  4. 化学物質を原料とする香料がアレルギー反応を起こす事例が報告されている。合成洗剤を含め、化学物質過敏症への周知をされたい。

子ども家庭部

  1. 「子どもの権利に関する条例」に則り、子どもの生きる権利を保障する施策を展開されたい。
  2. 子ども若者計画によって、高校中退などで行政と接点がなくなる区民への切れ目のない相談体制を図られたい。
  3. 児童相談所の整備計画が円滑に進むように、運営のための人材確保を行われたい。
  4. 豊島区内の保育の格差が起きないよう、保育の質の確保を図られたい。
  5. 障がいのある保育園児の増加に伴い補助の加算と人的支援を検討されたい。
  6. 障がい児審査会にかからない個別対応が常に必要なグレーゾーンのケースが多発している。実態に応じた支援を早急に検討されたい。
  7. ひとり親家庭等の自立のため、就労、子育ての支援策の充実を図られたい。
  8. 母子等の緊急一時保護事業については、暫定定員による財政困難を招かぬよう十分な支援策を講じられたい。
  9. プレーパーク事業については、安定的に運営できるよう、また、他の公園でも実施できるよう、十分な予算措置をされたい。
  10. ボーイスカウト、ガールスカウト等青少年育成活動団体の活躍の場を提供されたい。

 

環境清掃費・都市整備費

環境清掃部

  1. 国連の提唱するSDGsに沿った豊島区環境基本計画の確実な実行をされたい。
  2. 2020年3月29日から実行予定である、豊島区西部を通過する羽田新ルートに関して、環境アセスメントにつとめられたい。
  3. 新ルート案は国の事業ではあるが、区民の生活を守る豊島区として、事故や環境悪化があれば、速やかに国や都にルート撤回を求められたい。
  4. 放射性物質対策は、東京電力福島第一原子力発電所の事故が収束しておらず継続して行われたい。
  5. 豊島清掃工場の安全な稼働のために十分な検査を行われたい。
  6. 23区清掃事務組合と緊密に連携をとり、情報公開を図られたい。
  7. 廃プラスチックの海洋汚染が世界的な問題となる中、レジ袋等使い捨てプラスチック製品の抑制および、不法投棄に至らないように指導されたい。
  8. ペットボトル処理等は、拡大生産者責任を明確に指導されたい。
  9. プラスチックの分別収集をさらにはかり、資源化を検討されたい。
  10. 廃食油は下水に流すことで、水の環境汚染を引き起こす要因になる。区が行う回収、リサイクル事業について周知を図られたい。
  11. 化学物質を含む合成洗剤の使用をやめ、石けんの利用を進められたい。
  12. 公共施設の再生可能エネルギー活用をさらに進められたい。
  13. 誕生記念樹事業は緑化を推進する意味でも継続されたい。

 

都市整備部

  1. 地域の街づくりは住民参加を基本とし、地域住民の意向を十分に反映されるよう図られたい。
  2. 景観計画に沿った街づくりを進められたい。
  3. バリアフリー社会の実現のため、当事者の声を聞き取り、公共施設、道路、駅などユニバーサルデザインの街づくりを実現されたい。
  4. 東池袋地区の重要な交通拠点となる地下鉄副都心線「東池袋駅」の早期開設を関係各所に働きかけたい。
  5. 木密地域不燃化10年プロジェクトは、当初目的としていた2020年を迎え、点検と今後の計画を明らかにされたい。
  6. 空き家対策として、リノベーション事業を進められたい。
  7. 一人暮らしの高齢者、障がい者、外国人に対して賃貸物件への入居支援を検討されたい。
  8. 「家族的住まい方の認定」制度を推進されたい。
  9. 子育てファミリー世帯への家賃助成については、柔軟に対応されたい。
  10. 民間の大型マンションの開発にあたっては、地域への社会貢献を積極的に果たすよう行政から指導されたい。

 

土木担当部

  1. 相次ぐ大型台風など、大量の雨水も円滑に流れるように下水道管理を行われたい。
  2. 屋上緑化や壁面緑化、保水性舗装、放水性建材の活用等、ヒートアイランド対策を具体的に進められたい。
  3. 公園の安全、清潔を維持するため、きめ細かい管理体制を図られたい。

 

 

 

文化商工費

文化商工部

  1. 増加する外国人観光客に対応できるように観光ボランティアガイドの育成を図られたい。
  2. 消費者が安全で安心な商品やサービスを購入できるよう、消費者教育を充実されたい。
  3. 区民センター、IKE・Bizなどは、区民の目線で利用できるよう指定管理者に指導されたい。
  4. 総合体育場の管理棟の改築について、具体的に進められたい。

 

図書館

  1. 区立図書館と区立小中学校、区内にある学校・大学等の連携をはかり、調査研究活動、生涯学習の充実を図られたい。

 

教育費

教育委員会・教育部

  1. 子供の人権を尊重する視点で、不登校やいじめ等の諸問題に取り組まれたい。
  2. 通学路を含めた学校の安全対策の推進と危機管理について万全の対策を講じられたい。
  3. 学校運営費および学校給食費の公費負担を拡充されたい。
  4. 外国にルーツのある児童・生徒への支援とともにを保護者への支援も含めて検討されたい。
  5. 経済格差が教育格差につながらないように学習支援を行われたい。
  6. 発達障害に関する理解を進め、適切な教育を行われたい。
  7. 働き方改革を進め、非常勤を含め、教職員の健康管理に十分配慮されたい。
  8. 学校給食においては、可能な限り国産の食材を使用されたい。
  9. 環境教育の一環としても、幼稚園や学校では石けんを利用されたい。
  10. 主権者教育、消費者教育、労働者教育、租税教育の充実を図られたい。
  11. 小中学校において、性を理解、尊重する教育を早い段階から進められたい。
  12. 中学校において、引き続きデートDVに関する啓発の時間を確保されたい。

 

 

 

 

 

 

豊島・生活者ネットワーク

 

区議会議員   塚田ひさこ

代表      石原淳子

副代表     水谷泉

事務局長    村上典子

 

連絡先事務所  豊島区千早1−15−17富士ビル 6F

Tel    5917−4272