豊島・生活者ネットワーク20周年記念イベント 〜ふつうの市民が政治に関わるための作戦会議 2023春〜

豊島・生活者ネットワークは、2002年12月設立されました。

それから20年、まさしくふつうの市民が政治に関わってきました。

翌年、2003年4月の区議会選挙に初めての市民の議席を得て、区議会のことを何も知らずに飛び込んでいった1代目代理人、水谷泉(2003年から2011年2期8年)。議員を特権化しないと生活者ネットワークのルールで2011年の選挙で交代した2代目代理人村上のり子(2011年から2019年2期8年)。2019年の選挙では3代目代理人として送り出した塚田ひさこでしたが、当選後1年で生活者ネットワークからの離脱という望まない事態に至ってしまいました。その後、議員がいなくてもできる政治活動を地道に続けて3年が経ちました。

この間、あっという間の20年でしたが、すでに20年が経ちました。

区政も区議会もなかなか変わらないという印象を持ちますが、20年というまとめた年月を振り返ると成果も変化も確認できます。あきらめずに継続して意見を出していくことが重要です。

何よりも議員を出すことで、区議会がどのように運営されているかを直に知ることができたのは大きな成果です。豊島区議会は、慣例に基づいて、期別、年齢順、会派主義で運営されています。議会の委員会や本会議では、それぞれの会派から持ち寄った結論を確認する場であり、会派を超えて話し合う場となってない実態があります。

参加者からは区議会は話し合う場ではないのかという質問が出ました。

どうやったら変わるのか。

そこで、出てきたのは、生活の場での「話し合い」の重要性。

一人一人の意見が違うのは当たり前、その上で、

どうやって合意を高めるか。これが民主主義ではないでしょうか。

私たちは、小さい頃からの教育で、合意を高めていく訓練が圧倒的に少なかったのではないでしょうか。

アメリカで子どもたちを育てた経験のある参加者からは、幼稚園のおやつを子どもたち自身に選ばせ(例えばニンジンスティックかクラッカーかどちらがいいか)その日は、多数決で決めても、少ない方は明日に回すとか。少数意見を大事にすることを行なっている。との話がありました。

果たして、私たちは、身近なところで自分自身で決めること、そして合意を高めていくことをしているでしょうか。

例えば、家族内で子どもたちの意見を聞いていますか。

民主主義には、時間がかかります。

でもそれを諦めて、お任せにしてしまったら、望まない社会ができてしまいます。

意見を言うことを諦めてしまったら、存在さえないことにされてしまいます。

この20年、豊島・生活者ネットワークは、生活者の視点で区政を変えていこうと活動を続けてきましたが、社会全体を見ると、「分断と排除」が進んでしまっています。

子育てをしているお母さん、孤立した高齢者、何らかの病気、障がいを持つ人々、これからの生活に不安、心配を抱えている人は多くいます。その伝えるところがわからない。

そこに、ふつうの市民が議員となった生活者ネットワークの役割があります。

政治は、誰かにお任せにしていても変わらない。

私たちの身近なことを解決して、望む社会を作っていくことこそ政治である。

豊島・生活者ネットワーク20年のあゆみとこれからの活動を確認した会となりました。